4人兄弟の長男の中学受験【コスパ重視】

2022年度(2021年2月に受験)に中学受験を予定している男子の父親のブログ。独断・偏見アリアリで。日々の仕事に忙殺されているので後ろの3人のためにも備忘録を含めて…。

息子への口頭での問題の出し方

ここ1年でいろいろなセミナーに出てきた。
また、塾から出される宿題や、
様々な模試から出される問題を見て、最近心掛けていることがある。


大きく分けて、問題には以下の3通りがあるようだ。


1)単純な語句を答える知識問題
2)理由を答える記述問題
3)自分の考えを述べる問題(←重要)


1)はどの教科でもベースとなるものである。
つまり、基本。これは必須となる項目だ。
国語でいう漢字や言葉、理科や社会の語句だ。


2)になると正答率がガクッと落ちる。
三陸沖で魚がとれる理由は、
親潮と黒潮があたり潮目ができてプランクトンがたくさんいるから、
といった問題。
これもよく出される問題だ。


3)自分の考えを述べる問題、これが私が学生の時になかった問題だ。
あえて言うなら小論文であるが、多くの人たちは馴染みのない問題だろう。
これについては答えがなく、自分の考えを理路整然に答えられればOK。
臆することなく発表する度胸も重要だ。


これらを日常生活の中でどのように取り入れたらいいか?
最近は以下のように話をするように心がけている。


最近の息子への問いかけそのⅠ


1)織田信長が明智光秀に殺された事件を何という?
→本能寺の変


2)なぜ明智は信長を殺したか?
→徳川家康の饗応役の際、こっぴどく叱られたから。
→謀反を起こして天下を手に入れようとしたから(息子はこれ)。
→母親を(間接的にだが)信長によって殺されてしまったから。
(諸説あり)


3)じゃあ、どうすれば信長は殺されずに済んだか?
→(自由に考えてくれ。)
  ちなみに息子はこの問題にはこたえられなかった。
  まだまだ知識が足りん!

息子への問いかけそのⅡ


1)春先に温かい気候を利用して野菜を作ることを何という?
→促成栽培


2)促成栽培のメリットは?
→旬以外の時に出荷ができるので高く販売することができる。


3)んじゃ、お前がもし促成栽培する農家さんだったら何をつくる?
→(息子の答)オクラ
 あまり見かけないので他の人と競合することがなさそう。
 しかも美味しくて僕(息子)が好きだから。


 マーベラス!素晴らしい!


オクラが売れるかどうかは知らないが、
ここまではっきりと答えられれば上出来だ!


…とまあこんな会話は一握りで、
小学生と親との健全?な会話もしているわけで。


今年のクリスマスプレゼントは以下のようになりそうだ。


小4息子 綿あめが作れる機械(飴玉から作れるらしい)
小2娘  DSのカービィの新作(といっても数年前)
年長息子 ドンジャラ(ゆくゆくは家族で麻雀をするための布石)
2歳息子 赤ちゃんせんべい一か月分


それでは明日の組み分けテストに備えます。

第2回トップレベル模試受験

第2回トップレベル模試の受験が12/8にあった。
場所は東京会場。
なんとなく周りの保護者の年収が1,000万を超えてそうに見える。

第1回の受験の時のブログは以下の通り。



平均点を40点くらいで作っているということだが、
前回は余裕の20点くらいということで子供戦々恐々の模試だ。


今回は、国語をしっかりとやってみた。
親のセミナーが始まるまで30分程度あったので、チャレンジ!


ふむ、やはり記述が多い。
というかほとんど記述。
これは歯ごたえがある。

問題文をお見せすることが出来ないので詳細は割愛する。
代わりに漢字の問題を少し。


1)近代文学の〇分けと呼ばれる存在。
2)の消えたような寂しさ。
3)部下にもを持たせなさい。


正直、小学4年生には難しい問題だと思う。


草分けはわかってほしいが意外とわからなそう。
2)に限っては私もわからない。灯?火?私は灯に一票。
花をもたせるは子供の世界では使わないよなぁ。


漢字もなかなか難しいがいいところを突いてくる。


1)世知辛いごジセイだ。
2)テイジロを曲がる。
3)閑話キュウダイ
4)ヒキこもごも。


時世なんて言葉を4年生が使うか?この問題が世知辛いわ。
丁字路もT字路と間違える子が多そうだ。
閑話休題に限っては大人でも知っている人が少なそうだ。
悲喜こもごもも日常生活ではまず使うまい。


っていうか、3)と4)の問題の出し方って
小学校4年生の子供にとっては意味不明だろう。


これらの知識(言葉の使い方)をどこで覚えるのだろうか?
新聞を見ていてもなかなか出てこない。
大人向けの小説やエッセイくらいであれば出てくるか。


個人的には閑話休題がヒット。
これは満点を取らせないための問題と判断した。


相変わらず子供に厳しいトップレベル模試だ。
やはり筑駒・開成に行くような子たちは違うなぁ
と再認識した日曜だった。


息子の出来はというと、今回は撃沈らしい。
前回同様、内心ではザマアミロと思ったが、頑張ったご褒美として
スシローの寒ブリ(2貫100円)を食べさせてあげました。

大学進学実績についての一考察

中学校を選ぶ時の一つの基準として、大学進学実績がある。
「大学実績よりも人格を育てることに重きを置きます」的な
学校もあるかもしれないが、我が家では、
「そんな建前はどうでもよい」というスタンス。
とにかく偏差値の良い国公立大学である。


なぜか?
長男は誰がどうみても理系に進む人材だ。
そうしたら国公立一択。
国公立なら資金が潤沢な高偏差値の大学だ。


異論反論あるのは承知の上だが、我が家のスタンスなのでお付き合いいただこう。


さて話を進める。


各ご家庭により、入ってほしい大学群の線引きがあると思われる。
私の考える線引きは以下の通り。


A 東大のみ
B 東大京大東工
C 東大京大東工+地方旧帝大(筑波含)
D 東大京大東工+地方旧帝大+横国千葉

(一橋お茶は除き、医科歯科や農工の農など入れると多くなるのでオミット)


Aの東大のみというのが個人的に好きじゃない。
別に東大じゃなくてもいいじゃん、というのが私の考えだ。
東大の人は会社にごまんといるが、まあ東大じゃなくてもいいと思う。


次はBのくくり。
実質、関東に住んでいると京大はあまり選択肢に入らないので、
東工を入れるか入れないかがAとの差になる。
東工はもちろん良い大学だ。入れたら素晴らしい!
でも人数的にはあまりAとは変わらない基準だと思う。


次はCのくくり。
北大・東北・名古屋・大阪・九大が入ってくる。おまけに筑波。
ここまで入れるとぐっと裾野が広がる印象だ。


最後にDのくくり。
横国千葉を入れるとより広がってくる。
ここでは筑波と横国の差などについては語らない。
なぜなら主観で物事を論じているから。


とまあ説明はこのくらいにして、我が家の考えを言うと、
基準Cを採用している。


Cの大学群に入れば、メーカーなどで働く分では困る必要はない。
少なくとも足切りはほぼ喰らわないはずだ。
しかもそれなりの先輩方を輩出している実績がある。


ということで、旧帝一工筑波の合格率で出してほしいのだが、
そのようなランキングは見たことがないのが実情。


まだ4年生なのであと受験までに2年分の実績が出てくるはずである。
5年生の夏くらいになったら上の基準で志望校+αを計算して、
最終的な志望校を絞っていくことを予定
している。


とにかく東大に!という家もあるのは重々承知だが、
東大だけが大学ではないのでそこにこだわる必要はないのがうちの考え。
私が東大ではないからこういうことを思うんだろうなぁ、
とも考えるが、非東大でも幸せだからそう考えるのだろう。


東大でなければ!という視野狭窄に陥らないように心掛けている。
そうしないと入れなかったときに不幸になりそうな気がするからだ。


まあ、8年後には東大とかじゃなくて、
もっと海外の大学が身近になるような気がするけどね。
それはそれでよいことだ。ぜひ行ってもらおう(自分の奨学金で)。