4人兄弟の長男の中学受験【コスパ重視】

2022年度(2021年2月に受験)に中学受験を予定している男子の父親のブログ。独断・偏見アリアリで。日々の仕事に忙殺されているので後ろの3人のためにも備忘録を含めて…。

北海道長沼町からの贈り物~算数の使い方~

師走も気づけば20日である。
この時期の仕事といえば、年賀状ふるさと納税だ。


最後の5,000円分のふるさと納税を、今年は北海道長沼町の
たまねぎ5㎏じゃがいも5㎏セットにした。



そして届いたものをみて、みんなで喜んでいた。


さてここで息子に問題。
実際に玉ねぎ1個の重さとじゃがいもの1個の重さを量ってみる。


玉ねぎ…1個200g
じゃがいも…1個150g


妻に聞いたところ、近所のスーパーでこのサイズなら、
玉ねぎ4個で100円、
じゃがいも3個で100円だそうだ。


ここで問題。


ここに玉ねぎとじゃがいもが5㎏ずつあります。玉ねぎとじゃがいもの重さは各々1個当たり200gと150gです。玉ねぎは4個で100円、じゃがいもは3個で100円です。お父さんは5,000円寄付してこれだけの野菜をもらいまいした。必要に応じて小数点第1位で四捨五入を行ってよいします。還元率(寄付した金額に対してもらった野菜の金額)は何%でしょう。


計算だけでは簡単だと思い、還元率で%を求めさせる問題に仕上げてみた。


【息子】
玉ねぎ1個の値段は25円。
5㎏は5,000gだから5,000÷200=25個の玉ねぎが入っている。
25円×25個=625円


じゃがいも1個の値段は100÷3=33.333…円≒33円
5,000g÷150g=33.333…円≒33個
33円×33個=1,089円


625円+1089円=1,714円


1,714÷5,000×100=34.28%≒34%  答 34%

ぶー。


【私】
玉ねぎは同じなので省略。


じゃがいもの値段は3個で100円なので、1個の値段は、100/3円。
5,000g÷150g=33.333…円≒33個
100/3円×33個=1,100円


625円+1,100円=1,725円


1,725÷5,000×100=34.5%≒35%  答 35%



じゃがいもの値段の考え方をどのように考えるか。
小学生らしく1個の値段を導き出して四捨五入をして33円にするか、
分数のが概念を使って100/3のまま処理をするか。
0.333…円を切り捨ててしまうことにより結果的に11円の差が出てしまい、
最後の計算結果である還元率に1%の差が出てしまう。


息子は、この11円の差がどこから出てきたかを考えさせ、
上記の通り、四捨五入による0.333…円の違いが理由ということは
自分の力で発見できた。


ここまで考えていなかったけれど、良い問題だ(笑)

…と私は35%という答えにしたのだが、小学生的にはこの答えで
あっているのか?は私にはよくわからない。
まあ、分数の考え方を使うことで正しい値を導き出せることは間違いないので、
一応このやり方を理解してもらった。


以上のように算数の使い方を実際に経験して、
自分の生活に役立てることを学んでもらえたと思う。
(分数と四捨五入の問題も絡んできたのが想定外だったが…)


ま、今回は妻の
じゃがいも3個100円の値段設定が完璧
だったことは間違いない。
そして還元率35%なのでふるさと納税的にも良いお品物でした。

12月度組み分けテスト結果

12月度の組み分けテストの結果が発表された。

前回より下がってしまったが、息子は息子なりに頑張ったようだ。


国語 63
算数 55
理科 57
社会 60
平均 60


以前の偏差値が63だったので3下がったが、まあ仕方ない。
答案の出来を見てみると、


国語 漢字は全問OK。筆記も良くかけている。
算数 大問一つは単なる勘違い。解きなおしでは問題なし。
理科 解きなおしでは全部できているので理解している。
社会 タイムアップで最後まで出来ず。解きなおしで理解していることを確認。


点数はとれていないが、今回の単元についてはしっかりと
理解していることが確認できたので問題なしと判断。
それにしても、問題用紙にあっている答えに〇を付けているのに、
解答用紙には別の答えを書いてあるとは…意味が分からん!
さすが小学生男子。


【社会の問題】
「露地栽培」が正解のところを「露地」だけ…。
栽培を書かないと正答ではない…。
      
【理科の問題】
下線部え においてあっているものは次のどれか。
   ア… イ… ウ… エ…      答え え


 なんで答えが え になるんだ?と聞いたところ、
 下線部え だったから間違えて え と書いてしまったと…。
 …6年生までには治るでしょう。


今回は(も?)息子的には納得できていなかったが、次のテストへの
リベンジということで今のところは鼻息が荒いのでまあ大丈夫だろう。


冷静に見ると、算数の偏差値が以下のとおりである。


今回の組み分けテスト 偏差値55
第2回トップレベル模試 偏差値59


トップレベル模試のほうが高い!
もしかするとテスト範囲がないタイプの試験のほうが
息子的には得意なのかもしれない。
まあ、どちらもできないとだめなのだろうが、彼はまだ4年生。
伸びしろがまだあると、楽観的にとらえておこう。

第2回小4トップレベル模試結果

12/8に東京で受験したトップレベル模試の結果が出た。
まあ難しかったよね、はい。


受験の時のブログはこちら。



今回の結果は以下の通り~↓


科目 平均点 偏差値
国語 32.6点 47
算数 20.0点 59

総合 52.5点 55


平均点20点の算数のテストって…。
学校や組み分けのテストで80点以上が常の小学生にとって、
トラウマになるレベルな気がする(苦笑


国語は偏差値50を切ってしまったが、
時間がなく漢字・言葉がゼロにしてはそこそこの点数だ。


…というか、このテストでは一喜一憂はできません。


1点で偏差値が1くらい変わると思われるこの模試。
たまたま漢字で分かるのがでたらグンとあがるし、
算数でも解ける問題があれば4や5はあっという間に上がる。


このテストの実施目的は、
本当にできる子をピックアップするための試験なのだろう
(30点、40点をとる子ではなく60点以上とる子を探す)。
この結果でNN開成やらNN桜蔭に適性のある子を見つけるのかな。


ひとつ特筆すべきことは、前回よりも母体数がおおきく減少していること。


前回(第1回) 1121人
今回(第2回)   827人

約300人減っている。


妻とも話をしたのだが、
「東京まで出て0点とか一桁だった子は、2回目は回避するでしょ」
うーん、ごもっとも。
貴重な休みを潰して、自信も潰してでは身もふたもない。


となると受験者の質は前回よりも上がっている?と予想する。
その中で、偏差値が前回よりも5上がっているとすると、
上出来なのかもしれない。


悲喜こもごも(笑)の模試の結果だろうが、
この模試については一喜一憂せずに対応するのが無難なんだろう。