長男が今日で10歳の誕生日だ。
今は2分の1成人式という儀式(?)があるそうだ。
なんでも商機にするその商魂たくましさに辟易とする今日この頃。
話を主題に戻そう。
息子に誕生日プレゼントに何が欲しい?と聞いたところ、
「人生ゲームが欲しい」と宣った。
ボードゲームのか…。
どうせしっかりと片付けずに、その辺にお金が落ちていて末っ子(2歳)がびりびりに
破いてごみ箱行き。テレビ台の下に大人と子供の大小のピン(のようなもの)が
車に乗った状態で落ちていてホコリをかぶっている…。想像に難くない。
却下。
しかし全く聞いてあげないのはいくら何でもかわいそうなので、
ゲーム(Wii)の桃鉄(桃太郎電鉄)を買ってあげることにした。
桃鉄とは、テレビゲームのボードゲームのようなもので、日本全国をサイコロで
回って物件を買っていくゲーム。カードを使ったり貧乏神を擦り付けたりして、
プレイヤー同士の仲が悪くなっていく親睦を深めていくゲームだ。
私はスーファミ時代の桃鉄3にはまった口だが、息子に購入したのは16。
基本路線は変わっていないということなので購入を決定。
もちろんオークションで1,800円で落札。
このゲームのいいところは、地理の勉強になるということだ。
たかがゲームにそんなものを求めてどうするという意見もありそうだが、
そんなことはない。少なくとも私はあれで各都市の位置と名産品を覚えた。
(出雲のそば、長崎のびわゼリー、盛岡のわんこそば。この辺はぜひ買っておこう)
これで楽しみながら日本の地理を覚えてもらえれば1,800円の投資は安いものだ。
あとは大学に入って興味があるなら18切符か周遊きっぷで実際に周ってこい。
もちろん子供たちと一緒に遊べるという家族団らんが主なのだが、
この副次的効果は侮れない。2番目・3番目の子供たちも食いつくだろう。
子供たちのこのような知識の吸収度は本当に目を見張るものがある。
ということで3連休は天気も良くなさそうなので、家族で桃鉄三昧になりそうだ。