4人兄弟の長男の中学受験【コスパ重視】

2022年度(2021年2月に受験)に中学受験を予定している男子の父親のブログ。独断・偏見アリアリで。日々の仕事に忙殺されているので後ろの3人のためにも備忘録を含めて…。

息子10歳の誕生日

長男が今日で10歳の誕生日だ。
今は2分の1成人式という儀式(?)があるそうだ。
なんでも商機にするその商魂たくましさに辟易とする今日この頃。


話を主題に戻そう。


息子に誕生日プレゼントに何が欲しい?と聞いたところ、
「人生ゲームが欲しい」と宣った。


ボードゲームのか…。
どうせしっかりと片付けずに、その辺にお金が落ちていて末っ子(2歳)がびりびりに
破いてごみ箱行き。テレビ台の下に大人と子供の大小のピン(のようなもの)が
車に乗った状態で落ちていてホコリをかぶっている…。想像に難くない。


却下。


しかし全く聞いてあげないのはいくら何でもかわいそうなので、
ゲーム(Wii)の桃鉄(桃太郎電鉄)を買ってあげることにした。


桃鉄とは、テレビゲームのボードゲームのようなもので、日本全国をサイコロで
回って物件を買っていくゲーム。カードを使ったり貧乏神を擦り付けたりして、
プレイヤー同士の仲が悪くなっていく親睦を深めていくゲームだ。


私はスーファミ時代の桃鉄3にはまった口だが、息子に購入したのは16。
基本路線は変わっていないということなので購入を決定。
もちろんオークションで1,800円で落札。


このゲームのいいところは、地理の勉強になるということだ。
たかがゲームにそんなものを求めてどうするという意見もありそうだが、
そんなことはない。少なくとも私はあれで各都市の位置と名産品を覚えた。
(出雲のそば、長崎のびわゼリー、盛岡のわんこそば。この辺はぜひ買っておこう)


これで楽しみながら日本の地理を覚えてもらえれば1,800円の投資は安いものだ。
あとは大学に入って興味があるなら18切符か周遊きっぷで実際に周ってこい。


もちろん子供たちと一緒に遊べるという家族団らんが主なのだが、
この副次的効果は侮れない。2番目・3番目の子供たちも食いつくだろう。
子供たちのこのような知識の吸収度は本当に目を見張るものがある。


ということで3連休は天気も良くなさそうなので、家族で桃鉄三昧になりそうだ。

志望校の文化祭訪問

昨日は、志望校のひとつの中学校の文化祭だった。
家からそこまで遠くないので家族6人で見学してきた。


文化祭をしていた。


たいてい中学校や高校の文化祭なんて「文化的」ではないのが当たり前だが、
文化部の催し物はもちろん、日ごろの研究の成果をポスター発表していた。
…私たちのころとは時代が違う(学校が違う、のほうが正しい?)。


算数(数学)のプリントを解こう!なんてブースもあり、
それがまた盛況だったのがある意味どうなんだ?といった感じだ。


息子的には、学食のラーメンがヒットしたようだ(おい、そこか)。
まあ4年生の男の子なんてそんなもんだろう。
カレーライス、ラーメン、スパゲッティから好きなものが選べて、しかも安い。
これはテンションあがりまくりだった。


科学部では一人の中2学年の男子生徒がパワーポイントで物理のプレゼンを行っていた。
2年生にしてはかなりのクオリティの資料だった。
私は大学4年生で自前のパソコンを購入してそこからofficeの勉強を始めたものだが、
それよりも9年も早く始めていると思うと隔世の感を禁じ得ない。


初めての中学校訪問だったが、自分のころとはここまで違うものかと、
まざまざと感じさせられた一日であった。
何校か回ってみるとその学校の特徴がより理解できることだろう。
今度はどこの学校に行くかいまからプランニングしなければいけない。

まんが日本の歴史

子供のころ、よく見ていた「まんが日本の歴史」。
全20巻でプラス2巻の別冊付きのセットが安く売っていた。

(↑特にアマゾンとアフィリエイト契約しているわけではない)
2,000円台だったので1冊100円くらいだ。
4人で回し読み(私を入れれば5人)で読んでいるので激安。


私の価値観からすると、
「本は読めればいい」


いくら中古だろうが、カバーがなかろうが本の中身は一切色あせることはない。
もちろん綺麗にこしたことないしカバーもあったほうがいいが、子供が読めば汚れるし、
2歳の子がカバーはびりびりに破いてしまう。


私が子供のころ読んだものと全く同じだった。発行1980年代…。


ただ、いくら古くても良いものは良い。
漫画だけ見ていても歴史の流れは覚えられるし、何しろ読み物のページに詳細が
載っているので中高生の受験や大人にも十分耐えられる。
個人的に、1コマ1コマの背景や人物像などもしっかり描かれていると感じている。


ある子育てブログに、
「歴史も少しずつ変わっているから新しいものを買ったほうがいいですー」
みたいなことが書いてあったが、全然そうは思わない。


最近の教科書では鎌倉幕府成立が1192年ではなく1185年になったらしい。
また、聖徳太子ではなく、厩戸皇子の王子に表記が変わっているらしい。
そんなんどうでもいい。
歴史の流れの大勢には全く影響なし。


歴史に興味を持ってもらえるきっかけになればそれでよし。
あとは勝手に図書館に行って活字の本を読んでくれ。


一度、大人になって高校の日本史の山川の教科書を買って見比べたことがあるが、
ほとんど変わっていなかったことを覚えている。


そんなんで新刊を買うのであればその浮いたお金で別の本を買うか、
旅行の資金に回したほうがましだ。


教育資金には無尽蔵にお金を使う人もいるようだが、そんなバカな話はあるまい。
(ここについてはまた機会があるときに書きたいと思う)
有限ある資金をどのように使うか、それが問題だ。