4人兄弟の長男の中学受験【コスパ重視】

2022年度(2021年2月に受験)に中学受験を予定している男子の父親のブログ。独断・偏見アリアリで。日々の仕事に忙殺されているので後ろの3人のためにも備忘録を含めて…。

公立の中高一貫校

約20年前の大学入試の時の自分の経験。


公立高校の3年生だった自分のことを思い出してみると、
高3の1月(センター試験直前!)に数Ⅲの微積が終わったような気がする。
化学Ⅱに関しては授業ですべて終わらずに受験に突入した覚えがある。


今考えると、よくこんなんで大学受かったなと思う。
予備校も行っていなかったので、ほぼ高校の授業と赤本のみだったが、
今考えると、大学受験というタスクを達成するには、
非常に貧弱なツールしかなかったように思える
(まあ結果オーライなので、個人的には良いのだが)。


話を今日の主題に移そう。


家から程よい距離のところに、公立の中高一貫校がある。
まだ出来てから日が浅いのでまだ中学受験組の大学実績は出ていない
(つまりまだその効果が見えていないということ)。


その学校は、高校からの受け入れをOKとしている
むしろ高校入学のほうが人数が2倍強となっており学年全体としては
大勢を占めるようだ。そのため、
中学校での先取り教育は不可能とのこと。


ふむ。
だったら中間一貫校の意味なくね?


聞くところによると、中高の私立の多くは高校からの受入れをやめる方向に
舵を切っており、6年間という期間を有効に活用するようにしているようだ。



公立のやることは私立からは10年ほど遅れているんじゃないか…?
と思わざるを得ない。
高校生に比べて難易度の低い中学生の授業の進度を高めて、
6年間の中から1年分の時間を捻出して受験勉強に充てる。
非常に合理的な方法である。
(その進度についてこれる生徒を選抜するのが中学受験)


中学私立は、勉強ばっかりとか、先取り教育とかであまり良い印象はなかった、
公立中高出身の私であるが、最近は考え方が変わってきた。
自分の経験をもってしても、やはりそちらのほうが分がよさそうだ。


子供たちが当時の自分より自己学習能力があり、
自学でも高い頂に到達できるのであれば、公立でももちろん充分だ。
ただ、それは子供によって能力・特性が異なるのでそこについては熟考の余地がある。
あとは天秤にかけ、お金を払うだけの価値があるかどうか見極めるだけだ


受験まではあと2年以上あるので、志望校選びについてはまだまだ時間がある。
いろいろな学校を見る時間もまだありそうなので、
しっかりと選んでいきたいと思う今日この頃である。