黄色い帽子のおじさん
今回のタイトル、全くわからない人にはわからないだろう。
少し解説をば。
NHK教育でやっている30分アニメに、おさるのジョージというものがある。
それで出てくるジョージの飼い主(友達?保護者?)に、
黄色い帽子のおじさんという登場人物がいる。
年がら年中、黄色い服と帽子をかぶっている。
パンツもスーツも宇宙服も黄色という変なおじさんだ。
おさるのジョージはとにかくいろいろやりたがりなので、
人間社会に迷惑を起こすのだが、どんなことをしてもおじさんは怒らない。
間違ってたくさん食べ物を注文しても怒らない。
家の中に動物たちをいれても怒らない。
まさに聖人、神である。
このブログは基本中学受験のブログではないので詳細は省くが、
子育て中の人、もしくはこれから子育てを始める人は一度見て欲しい。
(必然的にみるようになる?)
さて、おさるのジョージだが、
究極のトライ&エラーのアニメである。
なにかする→失敗する→自ら考える→試す→(繰り返し)→最後に成功する。
まさに人生において大切なこと(科学者にとって大切なこと)を
如実に体現しているといってもよい。この点は素晴らしい!
一方ドラえもん。
何か起きる→嫌なことがおきる→助けてもらう→一度はうまくいく→最後に失敗する。
おさるのジョージと真反対である。
個人的に一番重要なところは、「何かする」と「何かが起きる」の能動的か受動的かの
違いだと思っているが。
国によっては、ドラえもんは教育に良くないからと言って放映禁止らしい。
上記の理屈からしてもわからんでもない。
とつらつら書いてみたが、ドラえもんが悪いとかそういうことはない。
ドラえもんの道具には夢があるとか、調子に乗ると失敗するとかそういう見方ができる。
ただ、子供が見て面白かったらいいじゃん。それだけである。
アンパンマンのアンパンチが暴力的だとかどうでもよい。
大人の(屁)理屈を子供のアニメに持ち出すのはカッコ悪い。
となると、上記のように書くのもかっこ悪いのかもしれないが、
おさるのジョージの黄色い帽子のおじさんの話を書きたかっただけなので
ご容赦いただきたい。
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- 2010-10-06
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