4人兄弟の長男の中学受験【コスパ重視】

2022年度(2021年2月に受験)に中学受験を予定している男子の父親のブログ。独断・偏見アリアリで。日々の仕事に忙殺されているので後ろの3人のためにも備忘録を含めて…。

日本100名城(88城目会津若松城)

日本100名城というものをご存じだろうか?
全国に散らばる100城を巡ってスタンプラリーをするという企画(?)だ。
長男が3歳の時から始めていて、全国を旅する口実になっている。


うちの旅のお供はこれ↓。

日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)
学研プラス



北は根室
南は沖縄までとにかく広い。
先日焼け落ちてしまった首里城も入っている…。


都道府県に必ず1城は入っているので、息子(たち)は、
小学校4年生にして47都道府県をすべて制覇しているという、
なんともくそ生意気な子供たちである(いや、本当に)。


私は戦国時代が好きなので、そこから入っていった筋なのだが、
子供たちや妻はとにかくうろうろできるのが楽しいらしい。
ぜひ、子供たちにも信長の野望をやってもらいたいのだが…。


私が信長の野望の武将風雲録にハマったのが小学校4年生だったので、
息子ももうわかる年頃のはず。
羽柴秀吉が「御意」と言ったり、
山本勘助が「まさに機を見るに敏」とアドバイスをくれていたのだが、
さっぱり意味が分からずにやっていたのも良き思い出。


この話をしているとブログが300行くらいになりそうなので、
このくらいにしておこう。


先週の週末に、88城目となる会津若松城を訪問した。
写真で見ると、のっぺりと白いのでカッコ悪いなあと思っていたが、
中の資料館は大変良くまとまっていた!
見応えあり!


芦名家、伊達政宗、蒲生氏郷、上杉景勝、加藤嘉明、保科正之など、
戦国に名前が出てくる人たちが多く城主になっている。
また、幕末は白虎隊で有名なので、ネタに困らない。


なので、他の城でよくある、
日本各地のお城の写真集はない(笑)


城の話はこのくらいにして、
旅行をするための口実に過ぎないのだが、やってみると大変面白い。
全国のおいしいもの、きれいなもの、自然、特産品など、
実際に目にしてみるのと絵で見るのでは全く違う。


今回、息子が興味を持ったのは、
赤べこの首振りの機構だった。
…この理系野郎が…。
でも、私も知らなかったのでちょっと感動した。
吊ってあるんだね、あれ。


今は88城目だが、このスタンプラリーをやってよかったこと。


①日本各地の城と美味いものを食べられた。
②子供たちの地理の勉強になった。
③子供たちが日本を狭く感じるようになった。


我が家は、親が楽しむ、子供はついてこい、というスタンスなので、
①が95%くらいなのだが、②と③が思ったよりよい効果を生んでいると思う。
(開始当時、息子が3歳から始めているので②③を意識するわけがない)


特に③。
「日本の各地って意外に近くてすぐいけるじゃん」
と思っている節がある。


これは良い。


実際に交通網が良くなってきて沖縄でも北海道でも早く安く行けるようになっている。
なんでも身近に感じることができれば興味を持つものだ。
また、自然と海外も近くに感じるようになってきているようで、
心のハードルが下がっているようだ。


といっても限られた費用の中で6人家族で移動すると、
かなりの金額になる
車だったり、格安LCCだったり、宿を東横インだったりと、
色々節約できるところは節約しないといけないが、
それもまた旅の醍醐味。
ちなみに、醍醐は、昔の日本のバターみたいなもの。
ちなみにのちなみにで、乳酸菌飲料製造会社のカルピスの語源は、
カルシウムと醍醐の一歩手前のサルピスからとってカルピス。


絶対に中受の試験問題には出ません(笑。